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2023年8月20日(日) 「ブラジルとの関わり」

今月は中西先生の環境問題についての講義の予定でしたがご都合が悪くなり、急遽「野生生物を調査研究する会」とブラジルとのかかわりを紹介していただくことになりました。


ブラジルとの最初の関わりは2001年にベレン訪問、アマゾンの熱帯雨林を訪れたことに始まります。たまたまトメアスを訪れる機会があり、そこで行われている農法(アグロフォレストリー)が里山復元活動と共通するものがあり、その時からトメアスとのお付き合いが始まったそうです。

アマゾンでの森林破壊の現状はすさまじいものがありますが、詳細は他のサイトをご覧ください。「野生生物~」はその後JICAの草の根支援をうけ、アマゾンの自然を守るためにトメアスに自然学校を開くプロジェクト始めました。写真は環境教育インストラクター養成講座の様子です。

黒田先生は何度もブラジル・トメアスを訪れていまが、初めてトメアスに行かれた時「トメアス」というバス停(ベレンからバスで5時間)で降りるものと思っていたら、たまたま知り合った日系人の方に「トメアス入植地は『クアト・ロボッカスで降りないと。トメアスだと入植地まで20㎞あるよ」と言われビックリしたそうです。写真はトメアスの入り口の看板。

また、小作農家へのアグロフォレストリー推進支援することで自然回復の試みも行われました。苗を作ってそれを農家に持って行って植えてもらう、その苗を自分たちで作れるようにする、などの農業指導、融資の話、成功した農家の見学など活動は多岐にわたっていました。

こちらは成功した地域の人たちが自分たちで建てた集会所だそうです。ブラジルらしくオープンスタイル、壁があると熱がこもってかえって暑いんだそうです。

これは何回目かに訪れたときの、現地の方たちとの昼食会。「早く食べろ、早く食べろ」と言われたけど遠慮していたら実は食器が5枚しかなく、客人が食べてから村の人たちが食べることになっていたんだそうです。右は簡易水道、井戸水を汲み上げて使っています。

今後はトメアスでの成果の確認と、ここでの下水の整備が課題だそうです。
他にもアマゾン川河口の中州で植林ができるか調査中だそうですが、コロナで3年間中断しているそうです。
私たちが行った楽しいブラジル旅行とは違い、色々なハプニングやご苦労がたくさんあったようです。

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