ホームナチュラリストクラブの紹介私たちの里山活動入会のご案内エコツアーって何?

活動報告

定例里山活動
今月の観察会
過去の観察会

次回予定

年間予定

里山活動の記録

2006年度
2007年度
2008年度
2009年度
2010年度
2011年度
2012年度
2013年度
2014年度
2015年度
2016年度
2017年度
2018年度
2019年度
2020年度
2021年度
2022年度
2023年度

里山の四季

アルバム

花アルバム
生き物アルバム

エコツアー

リンク

 2014年度の里山活動

第1回里山保全作業 2014年4月6日 (日)
作業:ウラジロ刈り、倒木の整理
今年度最初の里山作業の日。今日は天気予報が曇り、降水確率30%だったので作業はウラジロ刈りのみの予定でしたが、途中から日が差してきたので通常の作業を行いました。

写真左:途中のコンビニから写した武庫川河川敷の桜。満開で見事でした。写真右:雨が降ってきた時のために荷物類はしっかり防水。
    

今日は池の東側で作業。ウラジロを今刈っておくと、お正月頃にお鏡の下に敷くのにちょうどよい小ぶりなウラジロに成長するそうです。この辺りはクマザサが多くそれもついでに刈り取りました。
    
  

シイタケの原木には謎のキノコが出現。写真右はサルノコシカケ?シイタケは無事成長することができるでしょうか?
    

初めて見る植物2種。前からあったのでしょうが、他の植物の陰に隠れていたのでしょうね。こうして観察できる植物の種類が増えていくのはとてもうれしいですね。
シュンラン モウセンゴケ

第2回里山保全作業 2014年5月4日(日)
作業:遊歩道の整備、倒木の整理

今日は西側の遊歩道の整備をしました。遊歩道の中に生えている木や覆いかぶさってきている木を伐採。朽ちて自然に倒れた木がたくさんあり、動かせるものは道の端に移動させ、小型のノコギリで切れるものは分割して移動。写真左の中央にある木は太くて重いので次回、出来れば機械でと言う事でそのまま置いておくことになりました。

    作業前  作業後

コバノミツバツツジが終わり、今はヤマツツジが満開です。もう少ししたらモチツツジの花が咲きます。ギンランもいつもの場所ににひっそり花を咲かせていました。10cm程の草丈でうっかり踏みつけてしまわないかと心配になるほどです。
ヤマツツジ ギンラン
ヤマツツジ ギンラン

カヤランは株が大きくなりすぎて一部落ちてしまったのですが、残った株にきれいな花が付いていました。
カヤラン ツクバキンモンソウ
カヤラン ツクバキンモンソウ

虫たちの活動も活発になっています。朽ち木をひっくり返したら卵を抱いたムカデがいました。卵を守るように、体を丸くしていました。トンボも多数とんでいました。
卵を抱いたムカデ サナエトンボ
卵を抱いたムカデ サナエトンボ
不明のトンボ アサヒナカワトンボ
不明 アサヒナカワトンボ

▲ページトップへ
第3回里山保全作業 2014年6月1日(日)
作業:遊歩道の整備、倒木の整理

引き続き西側の遊歩道の整備をしました。通路に生えてきた細い木やササを刈りました。通路に覆いかぶさるように伸びている枝も切り、太い倒木はのこぎりで運べる程度に切り分けて処理。
    

作業後はかなりすっきりしました。作業終了後近道をしてベースキャンプまで帰りましたが、手入れをしていない場所はまるでジャングル!?
    

モウセンゴケが長い花茎を伸ばしていました。来月には花が見られそうです。シライトソウも何本か咲いていましたが最盛期はやはり来月になりそうです。
モウセンゴケのつぼみ スイカズラ
ウツギ コガクウツギ
タツナミソウ モチツツジ

モリアオガエルがいつもお昼を食べる横の池に卵を産んでいました。例年少し離れたところにある小さな池に卵を産んでいたのですが、落ち葉などが溜まって水量が少なくなってきたので移動してきたのでは、という事でした。
モリアオガエルの卵 モノサシトンボ
ニワトコドクガ ゴマダラチョウ

▲ページトップへ
第4回里山保全作業 2014年7月6日(日)
作業:池周辺・山頂の草刈り

今日はK先生があらかじめ機械で草を刈ってくださっていたので、木のきわなどの刈り残しの部分と急な斜面を手作業で草刈りしました。
    

囲いの中も草ぼうぼう。実生の柿の木と、梅の苗がかろうじて葉を出していましたが苗は全滅。頑張ったおかげですっきりしました。
    

モウセンゴケの可愛い花が咲いていました。白に混じってピンクの花が数輪、なかなかピントが合わずピンクの方は全部ピンボケで残念。トンボソウも以前見たのとは違う場所で見つかりました。こちらの方がほどほどに日が当たるので増えてくれるかもしれません。
モウセンゴケ、花茎が長い 花のアップ
トンボソウ、全体 つぼみのアップ
カキラン ホタルガ

▲ページトップへ
第5回里山保全作業 2014年8月3日(日)
作業:池周辺の草刈り

今日は池の南側と東側の草刈り。左:作業前、右:作業後。向こう側の土手が見えるようになりました。
    

去年から近くで稲作と畑をやっているI氏から「ネギ鍋祭りをやるので来てね」とお誘い。お昼からお邪魔しました。お鍋の中身、ちょっと湯気でよく見えませんが。
    

K先生が機械で植えた田んぼ。なるべく等間隔になるように機械を寄せて植えたんだけど・・・と。良く見ると何列がおきに幅が広い所がありますね。ところが、こんな植え方もあるんだそうです。少し間を広げて植えると、広い部分の株が大きくなって収量が増えるんだとか。もう穂が出て花が開きかけていました。
    

写真左のI氏の畑、手前にサツマイモが植わっているのは分かるんですが、他には何が植わっているのかさっぱり。雑草と共生させて育てているんだそうです。マルチングの意味もあるとか。右の写真は植えたばかりのネギ畑。こんもり茂っているのはぜ〜んぶ雑草です。肥料を入れた場所は特に元気に育っているんだとか。あまりにかわいそうなのでちょっと抜いてやりました。
    

ヘクソカズラの花がたくさん咲いていました。こんなに可愛い花なの、ちょっと可哀そうな名前です。トンボはネキトンボのオス。翅の根元が黄色いのがこの名前の由来、成熟したオスは顔まで真っ赤になるそうです。
▲ページトップへ
第6回里山保全作業 2014年9月7日(日)
作業:池横斜面の草刈り

先月の台風と最近頻繁にあるスコールのような豪雨で、里山の木があちこちで倒れていました。取り敢えず通路をふさいでいた木を小さく切って処分。太い木は小型ののこぎりではとても時間がかかるので他の倒木は後日チェーンソーで先生に切って貰う事にしました。
記録係、カメラにSDカードを入れ忘れ、内臓メモリーに記録していたらほどなくバッテリー切れ・・・。不鮮明なものはガラケーのカメラのものです。
    

    
作業開始。今日は池の横の斜面の草刈りをしました。いつも荷物を置く場所のすぐそばですが意外と手入れされてなくて、今日は気合いを入れて。すっきりしました。
       

作業の後、先月見られなかったサギソウを見に行きました。ちょっと遅いかなと思ったのですがきれいに咲いていました。気になったのが、背の高い草が生えてきていてサギソウが埋もれてしまいそうだったこと。でもここは私たちの作業場所ではないので何とも。
    

雨が多かったせいかあちこちでキノコがニョキニョキ生えていました。
▲ページトップへ
第7回里山保全作業 2014年10月5日(日)
作業:休憩場所横の斜面の整備

今日はいつも休憩している場所から上の斜面を整備しました。この場所も一度下の方のウラジロを刈ったのですが、あまり手入れされていない場所。細い雑木がたくさん生えています。ソヨゴ・ヒサカキ・サカキなどの常緑樹を全部切りました。
    
作業所に向かう道に栗が落ちていました、秋ですね〜。山頂にも栗の木はあるのですがほとんど収穫できません。落ちている物はもちろん、木に付いている物まで虫が食っていることが多いのです。アキチョウジがきれいに咲いていました。他にイナカギク、シロタエギク、アキノタムラソウなどが咲いていました。
       
▲ページトップへ
第8回里山保全作業 2014年11月2日(日)
作業:ネットの補修

今日は雨のため作業は中止、とメールが入っていたらしいのだけれど、それを知らなかった3名、I氏の作られたお米の受け取りもあったのではるばる出かけて行きました。着いたらK先生が作業中、でも「濡れていて滑りやすいから作業はしなくていいですよ」と。それでは、と山頂の様子を見に行くと、ネットの支柱は斜めに倒れ、ネットは一部破れヘクソカズラやヤマイモ、スズメウリのツルが絡みついていました。最近は下の遊歩道周りの整備に追われ、山頂はほったらかしでしたものね、できる範囲で補修。
    

秋の花が咲いていました。お天気が悪いのでリンドウは花を閉じたまま。サンキライの実がたくさん着いていました。       
リンドウ センブリ
スズメウリ お茶の花
サンキライ コウヤボウキ
▲ページトップへ
第9回里山保全作業 2014年12月7日(日)
作業:リース用のツル取り、忘年会

今日はリース用のツルを取った後、鍋を囲んで忘年会。5年前に作ったテーブルが壊れてしまったのでK先生が新たに製作中。台は元は小学校の机。太いプラスチックの棒を載せて、レジャーシートを掛けるとおしゃれなテーブルになりました。
    

まずはツル取り。いつも同じ場所で採取するのであまりないかと思ったけれど、良く見るとまだツルに絡みつかれた木があちこちに。
    

たくさん採れました、これだけあれば十分です。運びやすいように何気に巻いたツルですが、もうこれだけで立派なリースの雰囲気!
    

嬉しいことが一つ!去年の春に種菌を植え付けたホダ木からシイタケがニョキニョキ生えてきました。先月来た時は影も形もなかったのに。暖かかったのと適度に雨が降ったのが良かったのでしょうか。いくつかはシイタケと思えないほど大きく成長。
    

Cちゃんが採取中、どれだけ大きいか分かりますね。あ、手前のはカメラのいたずらで巨大に見えますが、奥のとほぼ同じぐらいの大きさです。それでも大きい!!右の写真は収穫したシイタケ。また来られるのは一月先なので小さめのも収穫。
     

恒例の鍋です。今年は豚汁。大谷ファームのI氏が新米の炊き立てご飯を差し入れてくれました、ありがとうございます。取りたてシイタケも一緒に焼きました。
     

ノンアルコールで乾杯!一年間お疲れさまでした。あ、あとひと仕事来週に残っています、よろしく。K先生の作られたテーブルの上には差し入れがぎっしり。
    

左はTさんが作られた柿チップス。柿を5mmぐらいにスライスして日に当てて干しただけだそうですが、美味しい!右は焼きたて生シイタケ。調味料がお味噌しかなかったので、それをお湯で溶いてかけましたが、これもなかなかのお味。ポン酢があればよかったなぁ、とは影の声。でもこんな収穫があるとは思ってなかったんです。
    

ヤマガラが混じったエナガの群れが飛び回っていました。せわしなく動き回ってなかなか被写体になってくれない、何とか一枚パチリ。朝は池に氷が張っていましたが日が昇るにつれて寒さが緩んで来て、楽しい作業&忘年会になりました。
    
▲ページトップへ
第10回里山保全作業 2015年1月11日(日)
作業:山の神様にお参り、常緑樹伐採

今日は山の神様に今年の作業の無事を祈願、その後西側の常緑樹を切りました。まずは山の神様にお参り、お供えに今年はスルメを追加。それにしてもタケで作ったロウソク立てはグッドアイデアですね。見た目も清々しいです。
    

やはり1月、寒いですね。椅子の上に掛けてあったブルーシートにたまった水が凍って落ち葉入りの素敵なオブジェの出来上がり。お参りの後は常緑樹、おもにヒサカキを伐採。
    

里山の雑木林は人の手が入った林。手を入れずにおくと常緑樹が次第に増えてきて、地面に日が当たらなくなり、コナラ・クヌギなどの落葉樹がドングリを落としても次の世代の木が育つことができません。現在は薪として利用することはほとんどないのですが、それでも暗い森は植生が単一化してしまいます。
    

今年はK先生が持参された炭で火をおこしました。炎が出ないのでおもちの焼け具合が美味しそうなこと!メザシもこげずに中まで熱々。
    

お供えしたあとのスルメも焼いて・・・皆さんの持参されたおやつも抹茶味のキットカット、梅の形をした和三盆のお干菓子とお正月らしいですね。
第11回里山保全作業 2015年2月1日(日)
作業:常緑樹伐採

今朝は外を見ると道路まで真っ白の雪。出発を遅らせて里山に出発。
幸い、途中も里山近くも大した雪ではなかったので、無事に到着。
あちらこちらにうっすらと雪が積もっていました。
    

今回は、先月行った作業の続き、コバノミツバツツジ以外の常緑樹を切っていき、先月の場所から南に下って行きました。
    

常緑樹を切っていくとあたりがすっかり明るくなり、その先には池が現れました。その池には以前、サンショウウオがいたそうです。作業を終えていつもの休憩場所に戻ってきたときには、雪はすっかり消えていました。
▲ページトップへ