ホームナチュラリストクラブの紹介私たちの里山活動入会のご案内エコツアーって何?

活動報告

定例里山活動
今月の観察会
過去の観察会

次回予定

年間予定

里山活動の記録

2006年度
2007年度
2008年度
2009年度
2010年度
2011年度
2012年度
2013年度
2014年度
2015年度
2016年度
2017年度
2018年度
2019年度
2020年度
2021年度
2022年度
2023年度

里山の四季

アルバム

花アルバム
生き物アルバム

エコツアー

リンク

 2017年度の里山活動

第1回里山保全作業 2017年4月2日 (日)

今年度最初の里山作業です。西側の遊歩道の整備を行いました。
左:作業前、右:作業後。
    

昼食後は観察。左:アセビの花、右:シキミの花
    

左:ガマガエルの卵、右:ジョウビタキの♀(ピンボケですみません)
    

帰り際にT先生が「あっ!」と大きな声。見るとシイタケのホダ木にシイタケがニョキニョキ出ていました。危うく見逃すところでした。大量に収穫!
    
▲ページトップへ

第2回里山保全作業 2017年5月7日(日)

前回の続きで西側の遊歩道の整備を行いました。

以前に切っておいた木をそのまま放置してあったのでそれを脇に片付けて、さらに少し道幅を広げて邪魔な木を切りました。写真右のような小山がいくつもできました。    
  

大きな木を携帯用ノコギリで何とか切りましたが、枝が邪魔になって運ぶことができません。邪魔な枝を伐採中(写真:左)。すっきりしました!           
     

昼食後は観察。
写真:左はオタマジャクシの群れ。こんな塊がいくつもありましたがカエルになるのはほんのわずかです。右はコバノガマズミの花。
    

左:ウマノアシガタ、右:ツクバネウツギ
    

左:ヤマツツジ、右:モチツツジ
    

ササユリの葉、右は芽を出したばかりの葉です。
    

左:モウセンゴケ、右:オオバノトンボソウの葉
    

左:キンラン、右:ギンラン
         

ラン類は光合成だけでなく菌類が生成する栄養を根から吸収して育つものが多く、その依存度が高いほど栽培が難しいと言われます。キンランとギンランが依存するのはブナなどの木の根と共生するイボタケやベニタケといったキノコです。キンランは特にその依存度が高く、採取して植え替えると、その栄養が補給されなくなり、次第に栄養失調になり枯れてしいます。キンラン・ギンランは咲いている場所でそっと見守ってあげてください。
▲ページトップへ
第3回里山保全作業 2017年6月4日(日)
今回は久しぶりに山頂の梅の木周辺の草刈りを行いました。

左:作業前、右:作業後。この場所はしばらく手を入れていなかったのでまたササがびっしり生えていました。ただ、いったん刈ったところなので細くて柔らかく、刈りやすかったので助かりました。右の写真の右端に見える緑のネットは、果樹を植えた後シカよけのために張ったものですが、あまり効果がなく結局中の果樹は全滅。あちこち破れてきているので来月撤去の予定です。 
  

囲いの中に入る入り口も草ぼうぼう、横のお茶の木が大きくなって邪魔なのでバッサリと切りました、お〜入り口が見えました!。       
  

作業がひと段落したので梅の実の収穫。事前に見に来られたK先生によると「10個ぐらいなってます」とのことでしたが何の何の、よく目を凝らしてみるとあちこちにあるじゃありませんか!ウメの実は葉っぱと全く同じ色なので見つけにくいんです。一番背が高いT先生に高枝切りバサミを渡して。ネットの中に入っているOさんは、落ちた実を見つけやすくするために草刈り中。もう一本の高くなった木は枝をたたいて実を落としました。
    

収穫したウメの実、たくさんありました。梅酒が作れます!右の写真の矢印の所にビワの木が植えてあります。柵の中に入りきらなかったので芯の入った保護ネットで囲ってあります。これだけが奇跡的に生き残ったので、来月取り払った器材で、新たに大きめの囲いを作る予定です。
    

左:ウツギ、右:コガクウツギ
    

左:カキの花、右:クサイチゴの実
     

左:シライトソウ、周りの草に負けたのか、イノシシのヌタ打ちで無くなったのか数がかなり減ってしまいました。
右:モウセンゴケ、これも周囲に細長い草が生えてき始めたので、そのままにしておくと消えてしまうかもしれません。来月周囲の草を抜く予定です。
    

左:ヒツジグサ
右:ササユリ、葉はあちこちに出ていたのですがどれも小さくてつぼみは見つかりませんでした。来年に期待です。
    

左:シュレーゲルアマガエルの卵、もともとはモリアオガエルの卵のように白い泡で包まれているのですがこれはほとんど泡が消えてしまっています。
右:マメドクガの幼虫、ブラシのような毛が体中に生えています。
    
▲ページトップへ
第4回里山保全作業 2017年7月2日(日)

今回は山頂のネットを撤去しました。
かなり高いネットですがシカやイノシシにはあまり効果がありませんでした。破れ目(もしくは角で破いて?)中に入って果樹を食べ放題。行くたびにネットの中に真新しいシカのフンを見つけてがっかりしたものでした。中の果樹が全部枯れてしまい、ネットもかなりほころびてきたので撤去することになりました。

二つのグループに分かれ、一方はネットの撤去

作業前
  
作業後
  

もう一方のグループは落ち葉掃き、綺麗になりました!
    

モウセンゴケの花、葉は地面にへばりつくように成長し、花は茎をぐっと伸ばしてその先に咲きます。全体を写真に撮るのはなかなか難しいです。
    

左:ホタルブクロ、右:オカトラノオ
     

目を出したカタツムリ、種類はただいま調べ中
    
▲ページトップへ
第5回里山保全作業 2017年8月6日(日)

今月の作業は中止になりました。

第6回里山保全作業 2017年9月3日(日)

今月の作業は中止になりました。

第7回里山保全作業 2017年10月1日(日)

8・9月とお休みだったので3ヵ月ぶりの里山。今月は刈り残してあったところを草刈り、今年一度でも草刈りをしたところは比較的ササが茂っていなかったのでヤレヤレです。そのあと観察会。
     
左:クサギの実、クサギの実は初めて見ましたが、とても素敵な色合いです。花はまだ見たことがありません。クサギはあっという間に大きくなるのでバンバン切り倒していたのですが、来年花を見るためにこれは残しておきましょう、と先生。花期は7月下旬〜9月だそうです。右、ツルリンドウ
  

左:朽木に生育していた粘菌、多分これは「タマツノホコリ」、右:サルノコシカケのでき始め。
    

左:ツリガネニンジン、右:ヨモギの花
     

左:ヤマウドの花、右:ヒヨドリバナとアオハナムグリ
      

左:ナツハゼの実、右:カマツカの実
       

左:ワレモコウ、右シロヨメナ
    

奥の池まで足を延ばすとアケビがいっぱい。ぱっくり口を開けているものもありました。絵の題材にぴったりですね! 
    

左:ヒシの紅葉。右:ヒシの葉ですが、葉っぱの近くにある細長い紡錘状のもの、何かと思ったら茎の一部に空気をため込んでいる部分で、これが浮袋の役目をしているんだそうです。
    
▲ページトップへ
第8回里山保全作業 2017年11月5日(日)

先日の台風21号の風の影響ががここにも、入り口で木が倒れていました。タケも倒れてたり、斜めになっていて、足元には木の枝が散乱していました。今日の作業は傾いたタケを切り、枝や落ち葉を片付け通路を歩きやすくすること。葉っぱはまた落ちてくるから程々でよいですと・・・。
  
 
作業後です
  

すごかったのがこれ、マツの大木が見事に倒れていました。
  

作業後は観察、池の周りのリンドウがたくさん増えていました。夏に草を刈ったのが良かったみたいです。左:リンドウ、右:ヤマラッキョウ
  

左:コウヤボウキ、右、センブリ
    

左:アオツヅラフジ、右:ノブドウ
     
▲ページトップへ
第9回里山保全作業 2017年12月3日(日)

今日は作業と植生調査のあとお鍋で忘年会です。さて、池の横のいつもの場所でいすを並べて準備した後、まずは作業。
  
 
作業のあとは植生調査。
  

お楽しみのお鍋の忘年会!今年も一年無事に終わりました。来年もどうぞよろしく!!
  
▲ページトップへ
第10回里山保全作業 2018年1月14日(日)

今年初めての里山作業です。冷え込みが続いており、田んぼ周辺は霜で真っ白。池にも氷が張り、その上に雪が積もっていました。
  

椅子の上に雨除けに掛けているブルーシートにも分厚い氷が張っていました。寒いです!すぐに火を起こしました、暖か〜〜〜い!
  

山の神様にお神酒を差し上げて今年の作業の安全を祈願。そのあと倒木の整理や、刈り残した部分のササ刈りをしました。
  

さて、お待ちかねのぜんざいとめざしパーティ。左の写真のバーベキューセットはT先生が持ってきて下さったもので、中には先生手作りの炭が入っています。お餅がとってもふっくらこんがり焼けましたよ〜。
  

ノンアルコールビールで乾杯!さておぜんざいとお餅の煮え具合はどうかな?
  

めざしも柔らかくて美味。〆はコーヒーで。
  

今年も里山で自然の恵みをいっぱい受けられますように!
皆様のお越しをお待ちしています。
▲ページトップへ
第11回里山保全作業 2018年2月3日(土)

今月は都合で活動日が第一土曜日になりました。寒さが少し緩んだとはいえ、休憩所横の池には先月と同様に氷が張り、ブルーシートの上にも分厚いい氷が。
      

今日の作業は倒木の整理と常緑樹の伐採。
    

雑木林が明るくなりました。反対側もご覧の通りすっきり。
  

今日は節分なのでお昼ご飯は恵方巻とめざしです。
  

火があると本当に暖かいです!スギの葉がそのまま灰になってとてもきれいでした。
  

気の早いシイタケが顔をのぞかせていました。一つは1cmほどのちっちゃなものなので来月に期待!
  


ところで下にある池に「ヒカリモ」が発生しているとK先生より報告がありました。早速見に行ってみると、池の表面にうっすらと虹のような色が見えました。今日は太陽の光が弱かったのでくっきりとは見えなかったのですがお判りでしょうか?
三木市の伽耶院のヒカリモが有名ですが、こんなに身近にもあったなんてびっくりです。見られるのは2月末ごろまでです。
▲ページトップへ
第12回里山保全作業 2018年3月4日(日)

今月は気温が20度まで上昇するとか、久しぶりに汗をかきそうです。今回は長らく手入れしていない東側のササ刈りと通路の整備、この辺りに生えているのはアリマコスズが多いです。ネザサは直径1cmぐらいに成長しているものが多く、固い!

左:作業前、右:作業後
   

邪魔な木は幾つかに分割して処理、太いタケもバッサリと。
  

T先生が動物を赤外線で感知して自動的に撮影できるカメラを設置されていました。反対側にもデジタルカメラを設置。
  

ちょっと分かりにくいですが、写真左のように向かい合っています。早速パソコンでチェック。タヌキとテンがとてもはっきりと写っていました。どんな動物が現れるか楽しみですね!
  

左:ヒキガエルの卵です。前の日にK先生が来られた時には見当たらなかったとか。気温の上昇を感知して夜の間に産みに来たのでしょうか。右は緑色の「ワカバグモ」。
  
▲ページトップへ