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2025年6月22日(日) 「神社の森の観察」

今日は売布神社とその周辺での観察会です。

 
10時、売布神社前にて集合。出発前に水田先生がマジックを披露されました。アカバナユウゲショウの実ですが水をかけると右の写真のように開きます。実は左の写真のように普段は閉じていますが、雨に当たると開き、これを何度も繰り返して雨粒とともに種をまき散らすんだそうです。
   
さて、最初はカトリック宝塚黙想の家です。ここはお庭が素晴らしく、受付で申し込めば誰でも見学できます。カトリックなのに、灯篭がありました!ここは昔どなたかの邸宅で、その当時あった灯篭をそのまま置いてあるんだそうです。
道端で何かを見つけるとすぐ観察&解説されるM先生。本当に小さなものも見逃しません。その名前が頭の中からすっと出てくるというのにもビックリです。
奥に行くと和風の建物がありました。これも以前の邸宅の物かもしれません。カトリックなので、キリスト像、マリア様と幼子の像などがあちこちにありました。
庭園の中には木が大きく茂り、いろいろな植物がありました。観察しつつ木立を抜けていくと…
女子修道院の所に出ました。お庭はここで終わりです。もう一つ別の道もあるのですが、今日はそちらへは行かず元来た道を戻りました。
春の桜のころ、秋の紅葉のころに来るとまた違った景色が楽しめそうです。
さて次は売布神社に。ここは小さいですがとても古くからある神社です。以下宝塚観光協会から引用させていただきました。
ーー「延喜式」に記載されている神社で、推古天皇18年(610年)の創建と伝えられています。衣・食・財の守護神で、縁結びの神様。下照姫神が当地の里人が飢えと寒さで困窮しているのを見て、稲を植え、麻を紡ぎ、布を織ることを教え、その後豊かになった里人が下照姫神を祀ったという伝承が残っています。--
階段はとても急ですが、回り道もあります。帰りはそちらの道を通って下りました。
 
<本日観察した生物>
 
 左:シチダンカ、右:ウズアジサイ
 
 
ヤハズソウ、名前の由来は、葉の先を引っ張るとき矢筈(矢を弓の弦に引っ掛ける部分)についている羽根の形に切れるから。
   
 
左:ヨモギ、葉先が垂れているのは、キクスイカミキリが咬んで水分が上がらなくなったからだそうです。右:ナツフジ。
   
 
左:トウネズミモチの木と花。トウネズミモチの葉は、裏から見ると葉脈が透けて見えます。ネズミモチは裏から見ても葉脈ははっきり見えません。
  
 
左:テッポウユリ、タカサゴユリと似ていますが、タカサゴユリはつぼみに赤い筋が入ります。右:コバノオオバコ、これ以上大きくなりません。
  
 
左:ミナミウラジロチチコグサ、右:モクレンの実。
  
 
左:ナツツバキ、右:クスベニヒラタカスミカメムシが樹液を吸った跡。
  
 
左:ニホントカゲ、右:ツマグロヒョウモン。
  
 
 
往復1㎞ぐらいの距離でしたが、本当にいろいろな生き物を観察、ただしあまりに小さいものや細い物はスマホでは焦点が合わず、ピンボケがたくさんありご紹介できずに残念です。
 

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