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2023年6月11日(日) 「兵庫の古代史を探る」

今月の観察会は播磨町にある大中遺跡と兵庫県立考古博物館を訪ねます。大中遺跡は弥生時代終わりごろから古墳時代初めにかけての集落が7万㎡にも広がっていた場所です。


土山駅を降りるとこんなモニュメントがありました。これは銅鐸に描かれた籾摺りの様子です。土山駅から大中遺跡までの約1キロの道は、別府(べふ)鉄道の廃線跡を利用して「であいのみち」として整備されています。

「であいのみち」には、歴史の出来事が書かれた銘板が置かれ、少しずつ時代をさかのぼって表示されています。よく見ると留められているのはレール!右の写真のアーチもレールを曲げた形になっていますね。

博物館の手前に橋がありますが、おや?何をしているんでしょう。この橋には音響版が取り付けられていて順にたたいていくと唱歌「ふるさと」が奏でられます。

橋を渡るとすぐ考古博物館の入り口が見えてきます。入り口の看板の上には弥生時代の銅鐸に描かれた模様を模した物が。建物は古墳を思わせる作りですね。

今日は「古墳時代の技術革新」という特別展を見学します。古墳時代は渡来人により大陸から様々な技術がもたらされ、牛馬の利用などの技術も取り入れられて生活様式が大きく変化した時代です。円筒型の埴輪はいちばん早くに登場し古墳の上に並べられたものだそうです。

土器も初期のころより形が複雑になり、焼く方法の進化で色も違ってきています。
  

こんなきれいなガラスや複雑な金製品制品も作られるようになりました。
  

常設展の方も面白いです。ここは体験型の博物館で、石棺の中に入ったり、船に乗ったりもできるそうです。

石包丁で藁を切る体験もできます。弥生時代の稲は高さが揃っていなかったので、穂先から一本一本刈り取っていったんだそうです。

ナウマンゾウを狩る人たちや漁をする人たちがリアル!
  

家型の埴輪を復元したものです。色の濃い部分が発掘された断片です。それをつなぎ合わせて、足りない部分は想像力を働かせて・・・大変な作業ですね。

大中遺跡の中に復元された竪穴式住居。こんな竪穴式住居跡が73個も見つかっているそうです。ちょっと中を覗いてみると・・・

こちらの博物館では予約制で勾玉づくり、ミニミニ石包丁づくり、不思議な紐づくり。古代の火おこしなども体験できるそうです。やってみたいですね!

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