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2025年月5月18日(日) 「近畿の古代史をさぐる」

今日は今日は古市古墳群での観察会です。古市古墳群は羽曳野市と藤井寺市にまたがる古墳群で応神天皇陵をはじめとする前方後円墳が多数あります。ここは百舌鳥古墳群とともに、2019年に世界遺産に登録されました.。それぞれの古墳に関する詳しい説明は今日は置いておいて、訪ねて行った古墳をご紹介します。

10時近鉄土師ノ里駅集合。今日は小椋さんが講師をされる予定でしたが都合で来られなくなり急遽黒田先生に変更になりました。小椋さん、たくさんの資料を用意して下さってました。
一番近くにあるのは允恭天皇量なのですがこれだけ駅の反対側なので今日はパスして、ます鍋塚古墳に、前の小高い丘がそうです。ここは自由に登れます。昨日の雨がやんで青空が~見えてきました。奥のこんもりした山は仲姫命(なかつひめのみこと)陵古墳です。
古墳の前にはこんな感じで解説板が立っていました。鍋塚古墳は仲姫命陵古墳の陪塚です。陪塚とは大型の古墳の周囲に付属する小規模な古墳で、主墳の被葬者親族や臣下だけでなく、多数の副葬品を埋納するために主墳と同時期に築造されたと考えられています。
さて次は仲姫命陵古墳、こちらは応神天皇の妃のお墓なので宮内庁の管轄となり、立ち入りが禁止されています。周りは堀がめぐらされていますが、水はありませんでした。
左は仲姫命陵古墳の横にある澤田八幡神宮です。この神社は境内の中を近鉄の線路が横切っており、踏切まで設置されているので有名です。この日も写真を撮りに来た方がおられました。肝心の写真は、撮り忘れ・・・。
古室山古墳は上まで登れます。頂上からは周囲が良く見渡せます。そして応神天皇陵に行く途中の高架下にも古墳が!赤面山古墳です。
大鳥塚古墳を経て、応神天皇陵へ。応神天皇陵は堺市にある仁徳天皇陵に次いで全国で2番目に大きな古墳です。こちらには拝所があります。
町の中に突然現れる小さな古墳、鉢塚古墳。周囲を道路に取り囲まれています。中央の木は桜で春にはとてもきれいな花を咲かせるそうです。住宅のそばにも何気に古墳らしきものが!
 最期に訪れた仲哀天皇陵。ここにも拝所がありますが、そちらには行かずアイセルシュラホールに向かいました。
   アイセルシュラホールの建物は舟形埴輪をモチーフにしています。ここの2階に旧石器時代から平安時代までの藤井寺の歴史をテーマにした「歴史展示ゾーン」があります。ホールの名前は石棺を運ぶために使われたそり「修羅」にちなんでいます。修羅は藤井寺の三塚古墳から発掘されましたが現在は藤井寺市にはありません。
 仲姫命陵古墳の模型、、段丘の周辺にずらりと埴輪が置かれています。今の天皇陵古墳は立ち入りが禁止され、木が茂り森のように見えますが、作られた当初はこんな感じだったと思われます。ここではボランティアの方に解説して頂けます。
先ほどのジオラマを反対側から見ると内部の仕組み(あくまでも創造ですが)がわかります。中央に石棺が置かれていますが、これを運ぶ時にも先ほどの修羅が使われたのではないかと思われます。
4㎞程の距離と言う事でしたが、 2時間以上かかりました。アイセルシュラホールの方が言っておられましたが、「藤井寺市の中に古墳群があるのではなく、古墳群の中に藤井寺市がある」との言葉通り、本当にあちこちに古墳があります。他にも表に出ていない古墳も多数あるのでしょうね。古墳群を見て回る時は「古市古墳群ウィオーキング・マップ」を参考にすると効率よく回れます。

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