エコツアーって何?
最近エコって言葉をよく聞きますね。一般的には「エコ=節約」というふうに使われることが多いですね。旅行にもエコツアーがあります。ではどんな旅行?燃料代をなるべく使わず歩く旅行?それとも旅費が安い旅行のこと?
エコツアーとは、「エコロジー」と「ツアー」を組み合わせて出来た言葉です。
広辞苑には「エコロジー」とは「生態学」とあります。これでは生態学と旅行と何の関係が?と思ってしまいますね。さらに調べてみると「人間を生態系を構成する一員としてとらえ、人間と自然環境・物質循環・社会状況などとの相互関係を考える科学。社会生態学。人間生態学。」とありました。この辺りからなんだかエコと旅行の関係が分かってきます。
つまり、エコツアーというのは自然を観察したり体験しながらその仕組みを学んだり、 生き物や自然環境を保護する活動に参加したりする、自然に優しいツアーのことをなんですね。
そしてもうひとつ、エコツーリズムという言葉があります。
エコツーリズムとは、自然環境や歴史文化を対象とし、それらを体験し学ぶとともに、対象となる地域の自然環境や歴史文化の保全に責任を持つ観光のありかたである。
自然の成り立ちや歴史・文化が持つ深い意味をわかりやすく解説し、来訪者に大きな感動をもたらす。それが経済行為として成り立つ。そのことが、地域の自然環境や歴史文化を尊重し、守っていく行動にもつながり、成功すれば、環境と経済の好循環の一例となる。もともと途上国の自然保護のための資金調達手法として取り入れられたエコツーリズムの考え方は、持続可能な観光のひとつの領域として先進国でも展開されており、2002 年を国連がエコツーリズム年とするなど、国際的にも定着した用語(ecotourism)となっている。
エコツーリズムの実現のためには、旅行者や観光事業者だけでなく、地元住民や地域の様々な産業を含む、地域における包括的、横断的な取り組みが必要である。エコツーリズムの推進は、「環境」「観光」「地域」が深い関わりをもちながら取り組む社会のしくみづくりである。
<環境省のホームページより>
エコツアーとは、「エコロジー」と「ツアー」を組み合わせて出来た言葉です。
広辞苑には「エコロジー」とは「生態学」とあります。これでは生態学と旅行と何の関係が?と思ってしまいますね。さらに調べてみると「人間を生態系を構成する一員としてとらえ、人間と自然環境・物質循環・社会状況などとの相互関係を考える科学。社会生態学。人間生態学。」とありました。この辺りからなんだかエコと旅行の関係が分かってきます。
つまり、エコツアーというのは自然を観察したり体験しながらその仕組みを学んだり、 生き物や自然環境を保護する活動に参加したりする、自然に優しいツアーのことをなんですね。
そしてもうひとつ、エコツーリズムという言葉があります。
エコツーリズムとは、自然環境や歴史文化を対象とし、それらを体験し学ぶとともに、対象となる地域の自然環境や歴史文化の保全に責任を持つ観光のありかたである。
自然の成り立ちや歴史・文化が持つ深い意味をわかりやすく解説し、来訪者に大きな感動をもたらす。それが経済行為として成り立つ。そのことが、地域の自然環境や歴史文化を尊重し、守っていく行動にもつながり、成功すれば、環境と経済の好循環の一例となる。もともと途上国の自然保護のための資金調達手法として取り入れられたエコツーリズムの考え方は、持続可能な観光のひとつの領域として先進国でも展開されており、2002 年を国連がエコツーリズム年とするなど、国際的にも定着した用語(ecotourism)となっている。
エコツーリズムの実現のためには、旅行者や観光事業者だけでなく、地元住民や地域の様々な産業を含む、地域における包括的、横断的な取り組みが必要である。エコツーリズムの推進は、「環境」「観光」「地域」が深い関わりをもちながら取り組む社会のしくみづくりである。
<環境省のホームページより>
自然環境を壊さずに、自然を対象とする観光をおこして、地域の振興を図ろうという考えがエコツーリズムですね。観光地として人が訪れるようになれば、その地域が経済的に潤います。そうなれば、その土地の人たちはその自然に誇りを持ち、より大切にしていくことになるでしょう。
ナチュラリストクラブではこのエコツーリズムの概念を元にしたエコツアーに毎年参加し、各地の自然を観察してきました。旅の記録はエコツアーのページでごらんになれます。どうぞ私たちの体験した感動を一緒に味わってみてください。