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 2015年度の里山活動

第1回里山保全作業 2015年4月5日 (日)
雨のため中止になりました
第2回里山保全作業 2015年5月3日(日)
作業:不要樹の伐採、樹木の調査
今日は曇っていて、作業をするにはもってこいの天気です。いつもの作業前に、ラインストラプト・方形枠で樹木の調査。今回調査の場所は、いつも昼食時休憩する場所の後方東側。常緑樹、主にヒサカキを伐採したところ。30メートルのメジャーを上部から下に向けて張り、その線上の樹木の名前、位置、高さ、枝の張った長さ、幹の太さを記録していきました。続いて、伐採した場所を10メートル四方に囲み、その中にある樹木の名前、本数を調査記録。次に伐採していない場所の10メートル四方の、樹木の名前、本数を調べました。

   
その作業後、2月に行った作業の続きで、サンショウウオがいるかもしれない池の東側にある栗畑のネザサを刈り取る作業に移りました。ここのササは刈り取っていなかったので、太く長いササでした。その場所をまっすぐ南に行くとその下は公民館だそうです。ここのくりはイノシシにずっと好きにさせていたのですが、これからはそうならないように目を光らせる(?)ことになりました。私たちの手で収穫できれば良いのですが。

   

キンラン ギンヤンマのヤゴ
<観察した生物>
コガクウツギ・コバノガマズミ・キンラン・ヒメハギ・カヤラン・ヤマアカガエル(声のみ)・キジ(声のみ)・ギンヤンマのヤゴの抜け殻・シマヘビなど
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第3回里山保全作業 2015年6月7日(日)
作業:ササ刈り
今日は久しぶりに山頂の梅の木周辺の草刈りをしました。ここはしばらく手を入れてなかったので結構ササが伸びていました。
左:作業前、右:作業後

    

反対側もこんな感じでササ刈り。すっきりしました!左の写真のやや大きくなった木は柿の木です。柿の木も植え付けたのですが、途中で枯れてしまった記憶があるので実生かもしれません。梅の木は一昨年バッサリと枝を落としたので昨年はあまり収穫が出来ませんでしたが、今年は結構実が付いていました。だたし伸びた枝の先にあるので採るのが大変でした。
    

高枝切りばさみを最長まで伸ばして収穫。おいしい梅酒になる予定♪
    

ササユリが咲いていました。昨年咲いた場所に目印を立てておいたのですが、そこには咲かず、そのすぐそばとか思いがけないところに咲いていました。色はややピンクがかったもの(写真左:ちょっと色が飛んで分かりにくいですが)から白に近い物(写真右)までさまざま。
ササユリ ササユリ
タツナミソウ シライトソウ
カキラン モリアオガエル卵塊
モリアオガエルが池に産卵に来ていましたが場所が何と池のふちの草むらの中!いつもはふちに生えている木に登って枝に産卵するのに、どうしたのでしょう?
<観察した生物>
モノサシトンボ、シオカラトンボ、グンバイトンボ、モリアオガエル卵塊、シライトソウ、コガクウツギの花、タツナミソウ、カキラン(つぼみ)、ササユリ、
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第4回里山保全作業 2015年7月5日(日)
作業:池周辺のササ刈り
雨が多くて地盤が緩んでいるのか大きな木が倒れて道を塞いでいました。これは携帯用のこぎりではとても処理できないのでそのままにして下をくぐりぬけて通過。他にも倒れている木が何本かありました。
    
今日は池周辺のササを刈りました。最近刈ったのですが刈り残しがあったのでその部分をきれいに整備。左:作業前、右:作業後

    

カキランの花が残っていました。下の方はすでに大きな実になっていました。モウセンゴケもそろそろ咲き始めています。ピンクのモウセンゴケの花が一本ありました。ピンク色は「トウカイモウセンゴケ」らしいのですが、葉の形が少し違ったかも?次回要確認です。
ホタルブクロ カキラン
モウセンゴケ トウカイモウセンゴケ?
オオバノトンボソウ ヤマアカガエル
キイトトンボ モノサシトンボ
<観察した生物>
モノサシトンボ、オオシオカラトンボ、キイトトンボ、ヤマアカガエル、オオバノトンボソウ、カキラン、ノギラン、コマツナギなど
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第5回里山保全作業 2015年8月2日(日)
作業:池周辺のササ刈り
今日の作業は、作業用の道具を置いている倉庫から、梅の木のある頂上までの道を整備していきました。通路上にある倒木、小枝、落ち葉、ネザサなどを排除して行く作業です。 この日の気温も34,5度と高かったのですが、作業は木陰が続く通路で直射日光の中での作業よりはましでした。それでも、何回か休憩しながらでないと進められませんでした。結果、見違えるような通路になりました。

    

昼食後、柴田先生が来られて、休憩場所そばにある、池の周りの観察会をしました。
その後、モリアオガエルがオタマジャクシになっているよと黒田先生に教えていただき西側上の池まで見に行きました。

  
    
第6回里山保全作業 2015年9月6日(日)
雨のため中止になりました。
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第7回里山保全作業 2015年10月4日(日)
作業:スギ林の中の竹、倒木の処理
今日は休憩所の池の下にあるスギの林の中で作業。ここはあまりササは繁っていないのですがタケが生えていて日を遮っています。小さなタケはなたで、大きい物はのこぎりで切っていきました。切り取ったタケで左の写真にあるような小山が三つほど出来ました。右:すっきりとして明るくなった林の中。
    
今日は林業の専門の先生が来られているので本格的に倒木の処理。普段のメンバーだけではとてもできない作業です。左の写真:太い木をチェーンソーで切っています。右の写真:ちょっとわかりにくいですが一番右端にあるのが枯れて他の木に寄りかかっている木。下の部分を切って上にロープを巻きつけてそれを直接引っ張らずに少し離れたところの木に引っかけて引いている場所から90度曲がった方向に倒れるようにしています。
    
    
太いツルが巻き付いた上に、他の木の枝に引っかかっている枯れ木。これはツルを外してロープで引っ張っても落ちてこないので、ツルを途中で切ってそのままにしておきました。何かの拍子に落ちてくるかもしれませんが普段入らない場所なので放置しても大丈夫でしょう。

上がってくる途中の道も倒木で塞がれています。(写真:右下)これは人の力で動かすのは無理なので人が通るれるぐらいに間を切り取って頂きました。切った後の写真は撮り忘れ。

作業の後は栗拾い。下に落ちている栗は全部イノシシに食べられてイガの中は空っぽ。そこで奥の方の栗の木の所へ移動、ちょっとした藪こぎ状態でその間の写真は無し。奥の木には枝にまだたくさんイガが付いていました。手入れがされていない木は伸び放題で実も枝の上の方に付いているので採るのが大変、手近にあった長い枝でたたき落としました。秋の実りをたくさん収穫できました!
    

ガマガエル、卵は池の中で見たことがあるのですが成体は初めて、大きさにびっくり!雨のあとできのこがたくさん生えていましたが残念ながら名前が分かりません。
ガマガエル アオイトトンボ
黄色いキノコ 茶色いキノコ
模様のあるキノコ、柄が長い 白いキノコ
ボロギクの綿毛 不明
アキチョウジ アキノギンリョウソウ
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第8回里山保全作業 2015年11月1日(日)
作業:東側斜面の雑木林の手入れ
今日は東側の斜面の雑木林の手入れを行いました。主に常緑樹の伐採および通路に生えている木を伐り通行しやすくしました。
さて、先月道を塞いでいた木ですが、先生がチェーンソーで切ってくださったので間を通れるようになりました。しかしいくつかに分けて小さく・・・と言っても一個の重さは半端じゃありません!全部処理し終えるには時間がかかりそうです。
    
    
休憩所の横にあるヤマボウシの木も紅葉し始めてます。さて、今日の作業場所へ移動。
    
常緑樹を伐採、さらに通路に生えている木も伐りました。しばらく手が入っていなかったので結構太くなった木があって今日はのこぎりが大活躍。右が作業後の写真。通路中央の交差した太めの木も切る予定でしたが時間切れで次回の仕事になりました。
    

池の周辺は割と頻繁に草刈りをしているので日当たりが良くなったせいかリンドウの花がたくさん咲いていました。
リンドウ ヤマラッキョウ

ワレモコウ ツリガネニンジン
第9回里山保全作業 2015年12月6日(日)
作業:東側斜面の雑木林の手入れ、ササ刈り、神社への通路の落ち葉掃き
今日は東側の斜面の雑木林の手入れとササ刈りを済ませ、山道の落ち葉を片付けました。落ち葉は乾いてくるとロウ分が出て滑ることがあるのだとか。神社に至る道急な道は村の人たちがすでに落ち葉掃きをしてくださっているのですが、さらに念には念を入れて。神社から活動場所に至るまでの道もきれいに片付けました。足がのめり込むぐらいふかふかに落ち葉が積もっていました。今日は作業前の写真を撮り忘れ、残念!
    
    
作業のあとは恒例の鍋で忘年会。いつもの鍋・やかん君が大活躍。大谷ファームのI氏とMさんがおいしい新米とお漬物、つくだ煮、海苔の差し入れをしてくださいました。他にOさん手作りの大根の糠漬け、野沢菜漬けなどなど・・・ありがとうございます。
    
まずはノンアルコールビールで乾杯。では、豚汁をよそっていいただきま〜す。
    
今年も無事に作業を終えることができました。また来年もよろしくお願いします。
第10回里山保全作業 2016年1月10(日)
作業:南東側斜面のササ刈り、常緑樹伐採
今日はまず山の神様に作業の安全を祈願、その後南東の斜面のササを刈り、常緑樹を伐採しました。この辺りに生えているササは「ネザサ」ではなく「アリマコスズ」だそうです。
       
なんとホダ木に肉厚のシイタケが一個!早速収穫して炭火で焼きました。焼き上がり割いてお塩をパラリ、ほんの一口でしたがおいしかったです!!
    
さて、恒例のおぜんざいとメザシです。今年のニューフェイス、「七輪」君はOさん宅で不要になったのを寄付してくださいました。お湯を沸かしたり、おもちを焼いたり、なにかと便利です。ありがとうございました。
    
できましたよ〜!こんがり焼けたおもちを入れていただきます。多めに作ったのですが残った分、I氏が鍋ごと抱えて持って帰られました。(笑)
    
メザシはササの葉のお皿に乗せて。今日はブラジルから帰国していたH君もお子さんを連れて参加、日本のお正月を楽しんでおられました。
    

ちょっと残念なことが一つ、毎年カキランが咲いていた辺りがイノシシに掘り返されていました。今年も花を咲かせてくれるかどうか・・・でも今年も里山でたくさんの”楽しみ”を見つけたいですね。
第11回里山保全作業 2016年2月7(日)
積雪のため中止になりました。
第12回里山保全作業 2016年3月6(日)
作業:西側の池の周辺の整備
今日は曇りのち雨の予報。手早く作業を済ませましょう、ということでまずは荷物置き場をさっと設置。うれしいことにホダギにシイタケがニョキニョキと出ていました!
       
本日の作業は西側にある池の周辺の整備。枯れた木があったり、常緑樹が茂っていたり。それを片づけてササを刈って・・・結構太い木も携帯用ののこぎりで切ったので、さすがに切るのに時間がかかりました。右、作業後、すっきりしました。
    
収穫したシイタケ。これからどんどん出てくるそうです、楽しみですね〜。雨が降ると池の横では雨宿りができないので近くの大谷ファームにお邪魔してお昼を食べました。
    
山ではウグイスが正確な音程(?)で鳴いていました。ホオジロもひょいと姿を現して・・・しかしコンパクトデジカメではなんの鳥かほとんどわかりませんね。今アセビが花盛りです。
    
これで今年度の活動は終わりです。みなさま、お疲れさまでした。次回4月の活動ではコバノミツバツツジが咲き始めていると思います。ぜひ自然の観察を楽しみにいらしてください。
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