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今月の観察会

2025年月4月6日(日) 「お花見ハイキング」

恒例、春のお花見ハイキングです。今日はJR福知山線の草野駅から藍本駅まで武庫川の堤沿いを歩きます。最近、花が咲くが早くなってきたので、1週目の里山作業と入れ替えての観察会です。

途中の車窓からの堤の写真。サクラが開いていない~。10時草野駅に集合、まだ結構雲があり、日が陰ると寒いです!
駅前の桜の木もまだつぼみの方が多いです。途中で地元の人と出会ったので「今年は桜が遅いですね」と声を掛けると「遅いです!」ときっぱり。
だんだんお天気が良くなって日が射してきて、途中でツクシやワラビやフキノトウを見つけたりお花を観察したりと春を楽しみながら歩きました。
もちろん、桜の花も愛でつつ歩いていると・・・対岸の遠い畑から何やらおじさんが合図していて、先生が「菜の花あげると言うてるみたい」と。
えっ本当ですか?「行きま~す!」と返事をして、すぐ来た道を戻って橋を渡りおじさんの畑に。
この畑は来週には抜いてゴボウを植えるから、持って行ってと。枝豆も植えるそうです。そうなんですか、秋にまた来なくっちゃ!
これはノラボウナ、関西ではあまり見かけませんがアブラナ科のお野菜でアクがなく関東ではよく食べられているとか。おじさんはしばらく関東に住んいたのでこのお野菜を知ったそうです。
その奥には菜の花…と思ったら白菜でした。今年は天候のせいで葉が巻かないで花が咲いてしまったそうです。そういえば白菜も高かったですね。ほうれん草も持ってって、とおじさん。ありがとうございます!
手に余るほどお野菜を頂きました。
この後藍丸山砦跡の休憩所でお昼。ここには枝垂桜がたくさん植えられていますが、けっこうつぼみがありました。枝垂桜はソメイヨシノより少し早く咲くのですが、全体に花が遅いですね。

<本日観察した生物> 
 左:シロバナタンポポ。右、セイヨウタンポポ、萼片が反り返っているかどうかで日本タンポポと区別していましたが、今は交雑が進んでDNA鑑定しないとはっきり分からないそうです。
   
 
左:ムラサキケマン、 右:ツクシ
   
 
左:外来種のミチタネツケバナ、棒のような果実が花よりも上に出て目立っています。右:在来種のタネツケバナ、果実は花とほぼ同じ高さ。タネツケバナの名前は、稲の種もみを水に浸ける頃に花を咲かせることから来ています。
   
 
 カラスザンショウの木、幹がゴツゴツしています。
   
 
左:ヤブツバキ、右:シキミ
   
 
左:オランダフウロ、右:ケムリダケ、上に穴が開いているものは叩くと茶色いけむり(胞子)が出てきます。
  
 
左:アオキの花、右:ちょっとわかりにくいですが、イノシシが掘り返した跡。これは食べ物があるから掘ったのではなく、ウリボウたちに土を掘る練習をさせた跡だとか。
    
 
キタテハ、なかなか羽を広げてくれなかったんですが、別の場所でやっと。
   
 
サクラは満開じゃなかったけど、春の日差しの中を歩くのは気持ちのいいものです。お土産も頂き楽しいハイキングとなりました。
 

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