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エコツアースペシャル
写真・水と緑の島 屋久島

今年度のエコツアーは屋久島でした。屋久島は1993年に
日本で最初に世界遺産に指定されました。何千年という年月を経た
巨大な杉の木、苔むした木や岩が島のあちこちで見られます。

9月5日(金) 伊丹空港→鹿児島空港→鹿児島港⇒宮之浦港⇒屋久島観光文化村センター千尋の滝⇒ホテル
9月6日(土) Aコース ホテル⇒縄文杉登山⇒ホテル
Bコース ホテル⇒ヤクスギランド大川の滝平内海中温泉⇒ホテル
9月7日(日) ホテル⇒白谷雲水峡志戸子ガジュマル園⇒屋久島空港→鹿児島空港
→伊丹空港

<屋久島豆知識および地図>
島はどうやってできた?屋久島の地図

屋久島は鹿児島の大隈半島の南南西60kmに位置する島である。地質は花崗岩からなる。今から1400年前、海底に土砂が溜まって出来た堆積岩層(熊毛層群)にマグマが入り込み花崗岩になった。島はその花崗岩が1000年に1mという速さで盛り上がって出来たとされている。この花崗岩の島であることが屋久杉などの植物に大いに関係があるらしい。

島の地形は?
屋久島は周囲132kmのほぼ円形の島で円錐形の地形をなしている。九州一の宮之浦岳(1935m)をはじめ1000mを超える山が10連峰連なり、洋上アルプスとも呼ばれている。

島の気候は?
林芙美子の小説「浮雲」に「一ヶ月に35日雨が降る」と書かれているように、雨の多い島である。暖かい黒潮の本流に囲まれ、なおかつ高い山の多い屋久島では、近海からの水蒸気が山の斜面を上昇して雲となり多量の雨を降らせることになる。年間降水量は平地で4000ミリと東京の3倍近く、山では9000ミリを越え世界最多雨地域のひとつインド・アッサムに匹敵するほど。海岸から山頂までの標高差により、亜熱帯、暖温帯、亜高山帯と変化に富んでいる。宮之浦岳頂上付近の平均気温は札幌とほぼ同じになる。平地では亜熱帯の気候だが山頂付近はほぼ北海道並みと、日本の気候が垂直に分布している貴重な島である。
参照:地図で旅する日本の世界遺産・屋久島/鹿児島県のホームページ

前置きが長くなってしまいましたがそれでは出発!あ、その前に個人的に今回の旅行のために特に用意したものを紹介します。
雨具の写真
  • ゴアテックスのレインウェア上下
  • 防水性の高い帽子
  • スパッツ
  • ステッキ
とにかく雨具の用意は必須、と言うことであった。レインウェアは以前から持っていたので、今回スパッツとレインハットを追加で購入。山歩き・森歩きがメインなのでついでにステッキも購入。これはとても役に立った。特にくだりの時の足元がとても安定する。
そのほかに
  • 靴はトレッキングシューズ・登山靴など
  • ジーンズは不可、ジャージーや登山用ズボンを
  • シャツは汗や熱を外に逃す速乾性のものがよい
  • 非常食(おやつ)の用意
  • ペットボトル(水筒)の用意、山の中では湧き水が飲めるので500mlでOK
  • 長袖の用意、縄文杉は標高1300mを越すので麓より8℃ほど気温が低い

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