第2日目 サンパウロからベレンへ (3月27日) |
9:20 サンパウロ着。サンパウロは晴れ、気温20度。早速上着を脱ぐ。サンパウロ入国手続きの係員がいる台は高いのでみな爪先立ちをして手続きをする。3つだけ覚えているポルトガル語のひとつ、「オブリガーダ!(ありがとう)」と言うと日本語で「アリガトウ」と返ってきた。ここまでは順調・・・。 |
ハプニングその3: サンパウロではF氏が迎えに来る予定になっている。次の目的地、ベレンへ向かう飛行機は夕方5時45分発、かなり時間があるのでF氏が手配してくれたホテルで昼食を取り、シャワーを浴びる予定だった。到着ロビーを出ると名前を書いた白い紙を掲げた人がたくさん待ち受けている。われわれの名前を書いた紙を探すが、見当たらない。ロビーの片隅に荷物を置き、交代でその辺を探し回るが見つからない。最後にH先生が日本に電話し、日本からブラジルに電話してF氏の所在を確認してもらい、またこちらからその結果を聞いて、を繰り返し、地球を何周もするようなるやりとりの結果、手違いでF氏 は今日はサンパウロにはいないことが分かった。一同冷や汗。ポルトガル語がまったくしゃべれない6人がこんなところほっぽり出されてどうしたらいいのだろう。しばらくすると制服を着た美人のブラジル人女性が二人、携帯電話を片手に近づいてきた。連絡を受けたF氏が空港につめている自分の事務所の人に手配を頼んでくれたらしい。おかげで、空港近くのホテルに部屋を取り、食事とシャワーにありつけることになった。 |
旅行社の車でホテルへ。サンパウロに9時過ぎについたのに、もう午後1時を回っていた。まず食堂に昼食をとりに行く。だが、ここからは自力で行動しないといけないのだ。おしゃれなメニューがあったがポルトガル語。ウェイターに英語で話しかけると英語で書かれた何の愛想もない白い紙のメニューを持ってきてくれた。ここからはブラジル訪問2回目のH先生だけが頼り。「アナタガタベタイモノデナニカオススメノモノハ?」と英語で聞いてくれた。片言で会話しながら、4種類のチーズのパスタ、トマトソースパスタ、鳥料理、野菜料理、サラダを頼む。飲みものはまずは、H先生の超お勧めのガラナジュース。初めてブラジルで食べる料理・・・なのだが日本のレストランで食べるのとあまり変わらない味。4種類のチーズのパスタはおいしかった。緑色の缶がガラナジュース。これは炭酸入り。部屋に戻りシャワーを浴びた後空港に戻り、ベレンに向けて出発! |
17:45、バリグ航空RG2250にてサンパウロをで出発。座席は3列、3列の計6列でこれまで乗っていたアメリカンと比べて前の座席との間が極端に狭い。隣に座った巨漢のお兄さんはひざがつかえるのか通路に足を投げ出していた。遅くにチェックインしたので座席がばらばらになってしまったうえに、機内放送はいよいよポルトガル語オンリーに、ちょっぴり一人旅の不安を体験する。。左はバリグの機内食。牛肉の煮物、角切りゆでジャガイモ、ライス、パンに甘いデザート。バリグ航空ではうれしいことに、ソフトドリンクもアルコールも無料サービス。途中、リオデジャネイロに着陸。ここで大半の乗客が降りる。機内がすいたので、座席を変えようかと思ったら、何のことはない、またぞろぞろと乗客が乗ってきて満席になってしまった。 |
23:00 ベレンに到着。深夜なのにベレンでお世話してくださるK氏が空港で待っていてくれた。無事今夜とまるベリア・リオホテルに着く。ホテルのロビーにパソコンが3台置いてある。もしやインターネットもできるのでは、と思ったがさすがに今日は疲れているので早々に各自の部屋に引き上げる。 |