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第3日目 島内観光地めぐり 11月2日(月) | |||||||||
今日はのんびりできません |
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![]() ガイドのソンさんより「今日はたくさんのところを回りますから余りのんびりしてはいられません」とのお達しがあった。昨日はオルレを写真を撮ったり植物を観察したりしながら本当にゆっくり歩かせてもらったものね。 |
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パークサザンランド |
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![]() ![]() セットの敷地の中の堀のカモが浮かんでたので写真を撮ろうとしたらなんとデコイだった。堀での向こう側でカササギを発見。カササギは「サギ」と名前が付いているがカラス科の鳥。「カチカチ」という鳴き声から日本では「カチガラス」とも呼ばれている。この鳥は韓国の国鳥になっている。 |
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菜の花畑を駈ける・・・ |
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韓国ドラマの一シーンで菜の花畑やススキの野原を女性が『私を捕まえて・・・」と言って駈けるシーンがあるんだそうだ。(すみません筆者は見たことがないのでよく分かりません)すると、恋人の男性が「そんなに走ったら危ない、危ない」と言って女性を抱っこしたりおんぶしたりするらしい。ミス・ソンが言うには「済州島でそんなことをしたら男性はどうすると思います?」「ああそう、さあ行って、行って!」で終わりだそうだ。これは後に出る済州島の「三多」に関係する。女性はいくらでもいるから・・・と。「やさしいのはソウルの男性」ときっぱり。でもこう言いながらも話の途中にご主人のことが頻繁に出てきますねぇ。 | |||||||||
溶岩洞窟「万丈窟(マンジャングル)」 |
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ソヌプ民族村 |
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![]() とても日本語のお上手な村のボランティアガイドさんに案内してもらう。まずは済州島の「三無」の説明。済州島にないもの三つ「泥棒・乞食・(泥棒を防ぐ)大きな門」。厳しい自然の中での生活で相互扶助の精神を大切にしてきたためと言われる。入り口の3本の棒、3本とも片方がはずされていたら「家にいます」、1本だけ掛かっていたら「ちょっと近所まで出かけます」、2本掛かっていたら「半日程留守にします」、3本とも掛かっていたら「しばらく留守にします」という意味だそうだ。 ほかに馬に引かせる石臼(あ馬もいました、小さくて可愛かった)、藁を通して雨水をろ過して水をためる装置、黒豚が排泄物を食べてくれるトイレ(囲いも何もない!)、水を汲みに行く甕(10Kg!)、赤ちゃんを入れておくゆりかご等。 一通り説明が終わると、とある家に連れ込まれ、冬蟲夏草、五味子茶、馬の骨の丸薬の宣伝販売が始まった。うわぁ、やっぱり。五味子茶はアザミの蜂蜜に五味子の実を漬け込んだものでアレルギーの咳にもよく効くらしい。味も甘酸っぱくて美味しい。風邪を引くと必ずしつこい咳に悩まされるので、この際1本購入。冬蟲夏草は漢方薬として有名。この村落の萱葺き屋根は7年に一度葺き替えるのだそうだがその際に、萱葺きの中でこの冬蟲夏草が取れるんだそうだ。馬はいわずと知れた済州島の名産。最後にガイドさんからリピーターの皆さんが日本からでも注文できるようにと名刺を手渡された。すごい、村の様子は素朴だけれど住んでいる人はたくましい! |
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お昼は海鮮鍋! |
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島の「三多」 |
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民族村のガイドさんの話に「三無」が出てきたが島には「三多」もある。「石・風・女」だ。一つ目は石。火山島だから島全体が石でできているのでその石を活用していたるところに石垣が作られている。石垣が境界を示しているのはもちろん、風を防ぐ防風石垣やお墓の周囲を囲う石垣もある。石垣をよく見てみると、きっちり積まれているのではなく隙間がかなり開いている。風が吹いたときにこの穴を通り抜けるので塀が倒れることがなく、風も弱められる。石はポンと積まれてあるだけなので崩れないか気になるが石自体が重く押しても倒れることはないという。 | |||||||||
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二つ目の風。強い季節風が吹き、台風の通り道に当たる済州島は一年中風が強い。防風のために石垣が作られ昔の建物は屋根が低く作られている。三つ目の女は、風が強いことと関係がある。かつては漁業で海に出て遭難する男性が多く、必然的に女が多くなった。さらに済州島の女性は男性が漁師として海に出ている間畑仕事をし、海女として働く。女が多い」は生活力が強く勤勉であるという意味を含んでいるとも言われる。ガイドのミス・ソンもこの三日間朝8時から夕食が終わる時間まで我々とお付き合いしてくださった。大変ですね、というと家がKALホテルに近いのでKALホテルのお客さんのガイドをする時はとてもラッキーといっておられたが、まさに勤勉な済州島の女性である。 | |||||||||
城山日出峰(インサンイルチュルボ) |
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サングムブリ |
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探してみましょう |
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空港に着いたときはなんとも思わなかったのだが、市内を回るにつれてあれ?と思ったのがトイレマーク。なんともおおらか!気が付くのが遅く写真は4枚しか撮れなかったが皆さんも済州島に行った折にはぜひ探してみてください。 | |||||||||
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いよいよお別れ |
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![]() 関空到着は八時半。皆さん。お疲れ様でした。 |
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