第1日目 関空出発 (9月8日)
いざ出発

関西国際空港に20時05分集合。国際線出発ロビーの団体受付カウンターへと向かう。同じバスに乗ってくるはずだったTご夫妻がバスに乗っておられなかったが、待ち合わせの場所にもいない。一同ちょっと不安になる。電話を掛けるがつながらない。しばらくすると、お二人がひょっこり姿を現した。なんと時間を間違えて2時間も前に着いていたんだそうだ。有り余る時間を利用して食事を済ませ、すでに食後の一杯も楽しんだらしい。

2時間も時間をつぶすのは大変だっただろうなあと思いつつ、荷物を預けに行く。今回利用するのはカンタス航空系で今年3月25日に日本に就航した格安ジェットスター航空JQ16便。

とりあえず手荷物を預けに行く。これまでの海外行きは、空港でチケットを手渡されていたが今回はそれがない。予約番号とパスポートだけで手続き終了らしく、なんだか心もとない。これから約7時間のフライト。

機内での食事はあまり期待できないと言うことで軽く食事を済ませておこうと言うことだったが、とりあえず中に入ろうということで、チェックカウンターを通り、搭乗ゲートへ。ところがすでに9時近くで売店がほとんどが閉まっている。しまった!と思いつつ、でも何か売っているものがあるだろうと思って搭乗ゲートへ。が、結局なにもなかった・・・。Tご夫妻、あなたたちは先見の明がありましたよ!機内での最初の食事が出るまで、二人を除いて全員すきっ腹を抱えて耐えることになりました。

ケアンズ初就航便に乗る!
途中で友人のFさんよりメールが。私たちが乗る飛行機はなんとケアンズ初就航便なんだそうだ。今朝の新聞広告にでかでかと載っていたらしい。「セレモニーとかありそう?」と聞いてきている。記念品交換件をもらったので早速携帯で写真を撮り、送る。出発の6番ゲートに着くと、あるある、派手なオレンジ色の入場門(?)に同じオレンジ色のじゅうたん、そしてそのおくにはオレンジで彩られたお立ち台。その横では初就航記念の品を配っている。早速交換に行く。黒い不織紙のバッグの中には特大サイズのバスタオルとオレンジのビーチボール。リゾート地にぴったりの記念品。しばらくするとセレモニーが始まった。長距離担当のジェネラルマネージャー、副総領事、機長や客室乗務員などが登場しての挨拶、テープカットならぬリボン締結、とセレモニーが続き、やっと機内へ。

冷たいお弁当
格安航空会社だけれど、機内のシートは革張り、座席の前後の幅もほどほどにあり、窮屈な感じはしない。機内では毛布、アイマスク、耳栓、イヤホンがセットになった袋が配られる。食事やこういう品はオプションで有料(その分料金が安い)と言うことだが、ツアーの料金にはすでにこれらが含まれているらしく、普通の機内サービスと同様に次々と配られていった。搭乗して一時間半ほどたった頃機内食が配られた。和食と洋食があり、和食を頼む。幕の内形式のお弁当だった。味もまあまあだったが、ご飯のまずいこと!冷蔵庫に入れておいたお弁当をそのまま温めずに出されたようで、冷たく、外側の米粒はかちかち。でも空腹には勝てずほぼ完食。

おやすみなさい・・・でも・・
食事を終えて眠ろうとするが、やはりぐっすりとは眠れない。周りのざわざわした感じを聞きながらうとうとしていると、何かアナウンスガある。どうやらまた食事が出るらしい。時間を見るとまだ3時過ぎ。さっき食べたばかりじゃないか〜と思いながらまた前のテーブルを戻して準備をする。今度はパンとドリンクのみの軽食。食事の後は目がさえて結局ほとんど眠れなかった。