皆さんは奄美大島と言うとどんなイメージを持っておられますか?
実は私は行くまでは大島紬ぐらいしか知識はありませんでした。
今回奄美を訪ねて、手付かずの自然が豊かに残っている事を知りました。
奄美大島は東洋のガラパゴスとたとえられますが奄美大島には
縄文時代から人が住んでいました。しかし自然が太古のまま
残されています。なぜ?それは島を回っているうちに判りました。
皆さんも一緒に奄美の旅をお楽しみください。

日   程
11月2日(木) 伊丹空港→奄美大島空港⇒奄美野生生物保護センター⇒ホテル
11月3日(金) ホテル⇒金作原原生林マングローブカヌーツーリング⇒ホテル
11月4日(土) ホテル⇒奄美海洋展示館浜千鳥間(焼酎工場)⇒大島紬村
奄美民俗村ばしゃ山(昼食)奄美パーク:田中一村美術館
あやまる岬⇒奄美空港→鹿児島空港→伊丹空港



10:50ツアー参加12名が伊丹空港に集合。今回はカヌーツーリングがあるということでレイクポイントカヌークラブのNさんが特別参加。頼もしい限りです。伊丹空港からの直行便に搭乗予定。鹿児島空港で乗り換えるともっと早く奄美につけるのですが乗り継ぎ便の予約が取れず断念。11:50発のJAL2465便にて奄美に向かう。奄美空港に13:35着。奄美大島は大阪より6℃ほど気温が高く半袖になる人も。K'NA(観光ネットワーク奄美)のガイドMさんが空港で出迎えてくださった。早速道の島交通のバスに乗り込み奄美野生生物保護センターに向かう。
ここで少し奄美の解説を。奄美で「シマ」と言うと海に浮かぶ島を指すのではなく海辺に広がる村を指す。集落は全て海岸沿いにあり三方を山に囲まれ一方が海と言う地形が多い。山には集落はない。理由は、山にはハブがいるため。必然的に土地不足になり、奄美では埋め立てが盛んに行なわれている。また奄美は海岸近くがすぐ山であるが山菜料理はなく、きのこ狩りなども無論しない。これもハブがいるためである。だがこのハブの存在のおかげでむやみに原生林に人が立ち入ることがなく太古の自然が守られてきた。

13:30、奄美野生生物保護センターに到着。ここは奄美諸島に生息するオオトラツグミ、アマミヤマシギなどの希少な動物や奄美固有の生態系について解説し、野生生物保護への理解や関心を深める普及啓発活動を行なっている。また保護、増殖、調査研究などを総合的に行なうために設立された施設である。
 まずはアマミシアターにて「奄美の森の生きものたち」の映画を見る。めったに見ることができないアマミノクロウサギなどの希少種の映像を約15分堪能する。ついで、センターのA氏より館内の展示の説明を受ける。
奄美の鳥です。めったに実物にはお目にかかれないので保護センターの模型で紹介します。左よりオオトラツグミ、ルリカケス、アマミヤマシギ。しかしその中の一羽に後で・・・。

14:40過ぎセンターを後にし、宿泊地の名瀬市「ホテルビッグマリン奄美」へと向かう。17:30ホテル到着。このホテルは名瀬港に面していて釣り人にもよく利用されるらしく、ホテルにあるおみやげ物店には大きな魚の魚拓が掲げられ、釣の道具が所狭しと並べられていた。もう薄暗くなっていたが、ホテルの前の港を散策。つり用の小型ボートがたくさん係留されており、桟橋からは釣り人が釣竿をたれていた。
食事に行くまでにまだ時間があったのでホテルに併設されている薬草足湯を体験。ズボンをからげて足をつけているだけですがしばらくすると全身がぽかぽか。
食事は誇羅司屋(ほこらしや)。奄美の特産を使った懐石風の料理でおいしかったです。ニャ貝、刺身、ゴーヤ炒め、青さの天ぷら、ジーマミー豆腐、海の幸いっぱいの茶碗蒸し、鶏飯などなど奄美の味を堪能しました。お酒に強い面々はここで黒糖焼酎の飲み比べ。れんと、高倉、浜千鳥の詩などなど。