10月28日(土)・29日(日)に「ひょうごふれあいフェスティバル2006」が開催されました。このフェスティバルは兵庫の祭りとして18回を数えます。その中の催しの一つ「ひょうごエコフェスティバル」に「野生生物を調査研究する会」が出展しました。そこで、ナチュラリストクラブのメンバーも展示のお手伝いに行ってきました。
第一日目  10月28日(土)
今年は篠山市にある「丹波の森公苑」で開催されました。ここはナチュラリストのメンバーも「丹波の巨木を訪ねて」のバスツアーで一度訪れたことがありますね。昨年のエコフェスティバル1日目は土砂降りの雨で展示をあきらめ早々に引き上げましたが、今回は打って変わった快晴。ただ丹波地方は朝方は必ず霧が出るそうです。霧が深いほどその日はよい天気になるとか。この日も10時過ぎになるとすばらしいお天気になってきました。左の写真はメインストリートにずらり並んだブース。
「野生生物を調査研究する会」はJICA草の根技術協力事業の地球温暖化防止活動「アマゾン自然学校プロジェクト」をテーマに出展しました。

昨年好評だった試飲・試食コーナーも設けました。

昨年の展示にプラスして今年はエコツアーの様子をパネルに作りました。写真左「ナチュラリストの参加したエコツアーの紹介」、中、「アマゾン自然学校プロジェクトの紹介」、右「野生生物を調査研究する会が行なっている調査と出版物の紹介」。ナチュラリストのメンバーはエコツアーの紹介のパネル作りを担当。
そのほか、ブラジルの食品の紹介として、ブラジルコーヒー、ブラジルの果物のジュース、ノニ茶、ポンデケージョの試飲・試食を行ないました。またブラジルナッツ、ピラルクのうろこ、ピメンタ、ガラナの実の展示も行ないました。
第一日目のお手伝いは6名、ブースのセッティングのお手伝い、ジュース、コーヒーの用意と大活躍。ポンデケージョは前日に焼き、当日オーブントースターで暖めて出すことになりました。コーヒーはペーパーフィルターで入れるので試飲の方が大勢来られると待っていただくこともしばしば。でもその甲斐あってとてもおいしいと言う声を多数かけていただきました。

いよいよフェスティバルの開始。オープニングセレモニーは神戸のダンススクールの皆さんによるパレード。この頃になるとすばらしい青空になってきました。
ブースにもだんだん人が集まってきました。試飲、試食はとても好評で、それぞれ50食ずつ用意しましたがポンデケージョは午前中で品切れとなりました。また「ここのコーヒー、おいしいって聞いたから」とわざわざ足を運んでくれる人も。パネルを熱心に見ていかれる方も大勢いらっしゃって、1日目は無事終了!残っていた(残していた?)コーヒーで乾杯。
第2日目  10月29日(日)
この日も朝は曇り空、しかし十時過ぎより快晴になりました。今日も多くの方がブースに来られ熱心に展示物を見ていただきました。第2回アマゾンエコツアーに参加したN氏が描かれた水彩画が特に好評でした
2日目は他のブースを見てまわる余裕も出てきて来て、交代で体力チェック、体脂肪や骨密度の測定、咀嚼力のテスト、エコ生活のための家電選びの勉強、紙漉き、火おこし体験などを楽しんできました。色々なブースがあり、大人から子供まで楽しめるお祭りになっていました。メインステージの前には食べ物のテントがずらりと並び、回っていると時間がたつのを忘れてしまいそうでした。
試飲試食の結果をアンケートにとりました。子供の舌は正直です「どのジュースがいい?」「味はどうだった?」と聞き取り調査に必死!

今回試飲していただいたジュースはスターフルーツ、マラクジャ、ライム、アップル、グラヴィオーラの5種類。マラクジャは日本ではパッションフルーツと言う名前でおなじみ。グラヴィオーラはトゲバンレイシという名前でも呼ばれています。ちょっと日本ではなじみのないフルーツですが、どれもおいしいと言う声が多く、紹介しているスタッフを喜ばせました。
ステージでもさまざまな団体のパフォーマンスが。兵庫国体の人気者、はばタンの訪問を受けました。記念にパチリ!
今日も大勢の方がブースに来られました。これを機会にアマゾンの自然破壊の現状に興味を持っていただき、私たちの活動が地球の温暖化防止に少しでも役に立つとうれしいのですが。

皆さんお疲れ様でした!!