第1日目 伊丹〜羽田〜成田〜トロント (2月20日)
伊丹に集合
伊丹空港に集合9:30で、新潟県魚沼から参加されるSさんを除く12名が元気に集合。

伊丹発11:00全日空022便で羽田空港へ。12:05羽田空港着。羽田空港から13:05発のリムジンバスで14:30成田空港着。

ここで新潟から来られたS・Sさんと合流。

カナダ・ピアソンインターナショナル空港
成田空港発17:15エアカナダAC002便で15:30カナダトロント・ピアソンインターナションル空港着。トロントの空港は所々ツララが下がって、凍り付いているようでした。今回のトランジットはカナダのトロント。
第2日目 トロント〜サンパウロ〜ベレン (2月21日)
トロント発20:05エアカナダAC090便で8:15無事サンパウロ着。サンパウロを出発時間17:45までに時間があるので、シーザービジネス・グアルーリョスホテルで休憩の予タクシーで出発!定だったが、H氏が希望者はサンパウロ市内を案内してもらえるというので、I理事長を除いては全員が希望。先ず、ホテルで軽食を取り、小休憩後、サンパウロ空港からタクシー3台に分乗し、東洋人街へ。

東洋人街を散策、ブラジル日本移民資料館見学。このブラジル日本移民資料館は1978年ブラジルへの日本移民70周年記念日に開館。移住してきた日本人たちの歴史、彼らが遺した記録書類や物品など史料が保存展示されていた。この資料館は残念ながら撮影禁止。
ココヤシジュースの屋台
散策途中、ココヤシのジュースの屋台が出ていたので、皆でジュースを飲み、喉を潤す。このココヤシ一杯1ヘアル(およそ55円)。サンパウロの街

地下鉄サン・ジョアキン駅からセー駅まで乗ってサン・フランシスコ教会に。教会前の広場は大勢の人でにぎわっていた。教会の近くから再びタクシーに乗り、ホテルへ。荷物を整えサンパウロ空港へ。

サンパウロ空港発17:45ヴァリグブラジル空港RG2250便でベレン空港へ。この飛行機は途中リオデジャネイロ経由。ところがリオデジャネイロを飛び立つ時に雨と風が強く、1時間30分足止め。ベレン着22:55の予定が00:30着となってしまった。

ベレン空港には、ATS(アマゾントラベルサービス)の北島さんが迎えに。昨年のツアーでお世話になったナチュラリストクラブのO・Y、S・Y2名は、感激の再会。マイクロバスでホテルBeira Rioへ。
3日目 ベレン〜トメアス (2月22日)
ホテル7:15出発、マイクロバスでトメアスへ。途中、グアマ川の渡しに乗る。
グアマ川のフェリー
ビスコイト売りのおじさん渡船の中でビスコイトというクッキーのような焼き菓子を愛想のいいおじさんが売っていて皆で食べる。結構美味しかった。 ここで、不思議発見。私たちが乗ってきたマイクロバスのタイヤについていた不思議なもの。これは?? 道に細工をしてパンクをさせ車を止めさせて襲う強盗対策。 走行中にタイヤがパンクしても車を止めなくてすむように空気を送るもの。空気を送りながら走り、安全な場所まで移動する。なるほど!

ベレンを出発して4時間程でトメアスに到着。先ず、トメアス総合農業組合(CAMTA)のジュース工場訪問。坂口理事長代表の案内で工場を見学。数種類の果物を見せていただき、ジュースをいただく。ジュースは昨年同様お砂糖が加えられていて、甘かった。昨年訪問した時点では、ジュースの保存能力は1300tだったのが、今年は1000tの冷凍庫を新設で、2300tとなった。新しい冷凍庫内を見せてもらう。
CAMTA工場前で工場の内部
工場の横で記念撮影。建物の大きさがお分かりでしょうか。さらに工場見学後、バスに乗ろうとしたところに、巨大タガメが出現。全長10cm以上はあったと思う。さすがブラジルのタガメと変に納得。ジュース工場見学後、加藤旅館で日本食の昼食をいただく。昨年同様素材から全て手作りの驚きの日本食。
長靴選びこのあと植樹と新井さんの原生林トレッキングに使う長靴をスーパーに買いに行く。お店の名前は「Shopping Center」、ポルトガル語の読み方では「ショッピングセンテー」でトメアスの何でも屋さん。本当に何でもありました。長靴は白と黒があり、黒は中の色が落ち靴下につくかもしれないということで白をチョイス、サイズが合うものを各自で選ぶ。店内の様子はここをご覧ください。

トメアス文化農業振興協会(ACTA)訪問。ACTAの2階小講堂にてI理事長より表敬訪問の挨拶。南部副会長のトメアス移民の歴史の説明、大貫会長のACTAの歩みと現状説明。自然学校プロジェクトマネージャー林氏とコーディネータProf.Sandraによるアマゾン自然学校プロジェクトの歩みと現状説明。
ACTAでI理事長挨拶Prof.Sandraの説明

ACTA理事の方の案内で移民資料館、移民の家、移民の森訪問。
各ホームステイ先の農場の方がACTAまで迎えに。各農場へ移動。
各農場、ジュース工場、ACTAの配置図はこちら
伊藤農場 稲田農場
伊藤農場の皆さんとSSさん 稲田農場の皆さんとATさん
穎川農場 海谷農場
穎川農場の皆さんとNYさん 海谷農場の皆さんとNKさん
高松農場 松崎農場
高松農場の皆さんとIHさん 松崎農場の奥様とM家の皆さん
4日目 トメアス (2月23日)
8:00ACTA集合。アマゾン自然学校インストラクター4名同行でWRS/ACTA植林地へ。インストラクターの助言を受けながら、一人10本の植樹。
植林した樹木は ブラジルナッツ、バナナ、カカオ、アサイ、マホガニー、インガ、アンジローバ。終了後は冷たいお水をいただき、記念の1枚を。植樹後は育苗場へ。
植林の後で育苗場
Fundo de Quintal レストランへ移動。親睦食事会で、ブラジル料理フェイジョアーダをいただく。その後インストラクターの方の案内でトメアスの町を見学。途中美味しいアイスキャンディーの店へ立ち寄り、それぞれ好みのアイスキャンディーを食べる。16:00からのインストラクター第2期生終了式、式典参加のためにACTAへ。

16:00からのインストラクター第2期生終了式式典参加。6名の2期生に修了証書が渡され、式典参加者に2版目の2006年版テキストが渡された.。交流会ではACTA婦人部の方たちが二日がかりで作られた料理の数々をいただく。どれもすばらしい料理でした。その後、各ホームステイ先の農場へ移動。
6名のインストラクター交流会のすばらしい手作り料理
5日目 トメアス〜ベレン (2月24日)
トメアスの朝市
希望者(各農場のご好意により送ってもらう)朝市で買物。この朝市は、トメアスの日系の方たちが手作りの野菜、果物等を毎週金曜日に持ち寄り朝市を開くとか。その時間帯に、ナチュラリストクラブのO・Y、S・Y は、インストラクター2期生のM・Tさんが経営している幼稚園を訪問。かわいい子供たちに会ったり、各教室を見せていただいたり、M・Tさんの苦労話をお聞きする。申込者は多いけど、経営は楽ではないとか。

8:00ACTA集合。新井農場へ、原生林トレッキング。昨年のエコツアーで原生林を訪れたナチュラリストクラブのO・Y、S・Yは新井さんが記念樹に選び記念のプレートをつけてくださった木の前で記念撮影。原生林のトライアルの後、新井さん宅で、お菓子・ジュースをご馳走になる。
記念樹の前で新井さん宅で
カリンレストラン
Karinレストランへ。親睦交流会では今西理事長より今回のツアーのお礼とACTAの南部副会長よりの挨拶でスタートし、親睦会終了後、皆さんと分れを惜しみつつベレンへ向けて出発。原生林切り出し現場往路と違うブラジル国道/BR・316を。途中、不法占拠し原生林切り出し現場に遭遇。何台ものトラックに大木が積み込まれていた。この先、アマゾンの熱帯雨林はどうなるのか・・・・地球は。

ゆでた泥ガニ
20:00ベレンホテルBeira Rio到着後、港の倉庫を改装したモール、エスタサン・ダス・ドッカスで夕食。泥ガニ料理、ピンガ(サトウキビで出来たブラジルのお酒)等たっぷりいただく。泥ガニはマングローブの泥の中に棲むカニ。ゆでたものを小さなまな板の上で木槌で殻を砕いて食べるのだがとてもおいしい。食後には「KAIRU」(ベレンで一番おいしいアイスクリームチェーン店)で美味しいアイスクリームを堪能。
第6日目 ベレン〜マナウス (2月25日)
ナザレ教会・エミリオゴエルジ博物館見学後ベレン港近くのベル・オ・ペーゾ市場で買物。昨夜エスタサン・ダス・ドッカスで食べた泥ガニも売られていた。昨年開園したマンガル・パークの展望台、昆虫館、野鳥館見学後パーク内のレストランで昼食。アマゾン河・船の歴史館を見学。YAMADAスーパーで買物後、日本料理のHAKATA(博多で夕食。その後ベレン空港へ移動。ベレン発21:00ヴァリグブラジル航空RG2216便でマナウス22:00着。トロピカルホテルへ。
マンガル・パーク昆虫館、野鳥館で見た生き物はここにあります
ナザレ教会 エミリオゴエルジ博物館

エミリオゴエルジ博物館で
ナザレ教会
市場の野菜 市場の民芸品
市場の野菜 市場の民芸品
泥ガニ カステロ要塞
昨日食べた泥ガニ カステロ要塞の砲台
マンガルパーク1 マンガルパーク2
マンガルパークの塔からの眺め グアジャラ湾に伸びる展望台
第7日目 マナウス (2月26日)
マナウス市内観光。アマゾナス劇場、市場、国立アマゾン研究所<通称IMPA(インパ)>見学後市内のレストランで昼食。午後からは強行軍のスケジュールをこなしてきたのでトロピカルホテルへ帰り、半日の休養。
アマゾナス劇場 マナウス市内でお昼
市内のレストランでお昼
アマゾナス劇場前で
トロピカルホテル 午後はトロピカルホテルでのんびりと過ごしました
第8日目 アマゾン体験ツアー (2月27日)
ネグロ川沿いのトロピカルホテルからネグロ川とソリモンエス川の合流近くにあるリバーサイドホテルへ移動。同ホテルで昼食後体験ツアーへ。 
先ずは、ピラニア釣り、釣ったピラニアが夕食の食材に。昨年のツアーとは違って何と大漁。
ピラニアゲット!今日は大漁です
ゴムをいぶしてます
大漁の喜びを乗せて、ボートはゴム採集体験へ。ゴムの採集、燻してゴム球作りを体験しました。残念ながら、サンワニをわしづかみ!セットは悪天候のため観る事は出来ませんでした。

ホテルに帰り、夕食後夜のアマゾン河体験で野生のワニをゲット、勇気あるツアーの皆さんワニをワシづかみ!
第9日目 マナウス〜ブラジリア (2月28日)
5:30集合でサンライズツアーのはずが、昨夜からの雨で中止。8:30集合、雨の中ジャングルトレッキングに希望者8名で出発。
ジャングルトレッキングマナウスATMの高橋さんとインディオの血を引くガイドさん二人の案内で、キニーネなどの薬樹や蟻の巣・ヤシ類の葉で作った冠、木の皮で作ったミサンガなど。雨にもめげず楽しいトレッキング。ホテルに帰り、シャワーで汗を流し、ホテルのスタッフと別れを惜しみながら2隻のボートに分乗して小さな港へ。そこでお土産にピンガ(サトウキビで作られたブラジルのお酒)を買う。バスに乗りマナウス空港へ。マナウス発14:25ヴァリグブラジル航空RG2205便でブラジリア18:09着。Hotel Blue Treeで小休憩。ホテルの送迎バスでブラジリアの繁華街へそこからタクシーに分乗して中華料理の店龍祥宮で夕食。
第10日目 ブラジリア〜サンパウロ (3月1日)
8:00集合でホテル出発。マイクロバスでブラジリア市内観光。ブラジリアは1987年ユネスコの世界遺産に登録され、都市は飛行機が羽を広げた形をしている。オスカー・ニーマイヤーのデザインによる国会議事堂、大聖堂、最高裁判所などを見学。大統領官邸門の衛兵は決して動いてはいけない規則。侵入者がいても動かないから警備の役にはたたない。(観光用です)写真撮影してもよいかとガイドさんに尋ねたら、「是非撮ってやってください」とのこと。羽の部分には高層住宅、各国の大使館がある。カテドラル・メトロポリターナは近代的な大聖堂。壁にむかって小声で話すと、すっと向こうの壁際でも聞こえるという不思議なつくり。


ブラジルJICA市内見学の後、JICAブラジル事務所を表敬訪問。I理事長、表敬訪問の挨拶、所長の小林正博氏より、JICAブラジルの概要と現状のお話を聞く。その後、日本料理の店「竹」で昼食。ショッピングセンター内のBrasilia Shoppingで買物後、空港へ移動。ブラジリア発18:30ヴァリグブラジル航空RG2267便でサンパウロ20:10着。
 
レストラン竹のお寿司 ショッピングセンター内部
竹の和食、ブラジルでお寿司!! ショッピングセンター内
第11日目 サンパウロ〜トロント (3月2日)
ここからイグアスに行くH氏、Mさん一家と別れ、サンパウロ発21:50エアカナダAC091便でカナダ トロント3月2日06:35着。ポルトガル語が堪能なH氏と別れ、日本に向けてサンパウロを出発した一行は少々緊張。
第12日目 トロント〜バンクーバー〜関西空港 (3月3日)
トロント発8:30エアカナダAC1151便でカナダバンクーバー10:37着。心配した乗り継ぎも、難なくクリア。バンクーバーでの空港では、後は関西国際空港への飛行機に乗るだけと少々の余裕と疲れが出た様子。
バンクーバー発12:25エアカナダAC035便で無事、関西国際空港3月3日16:25到着。
おつかれさま!